誰も知らない小さな世界

探していたすべては 隣にいた君だった

金木犀に包まれて

秋の夜長にこんばんは。カエデです。

 

なぁんだかね、寝付けなくて。

久しぶりに、大好きな唄を聴いては涙ぐむ夜です。

 

一ヶ月に一回は生存報告をしたかったんですけど

忙しかったり、天気が悪かったり。

 

最近は色々無理してないはずなんですけど

何故だか幼児退行ぎみで、彼氏に迷惑かけてばかりで。

なんだか自分が情けなくて。

心配した母親のススメでn週ぶりにそのうち

カウンセリングを受けることになりました。

 

これでも、もうすぐ24歳ですよ。

大人にならなくては(´・ω・`)

 

前回の投稿があったすぐに、彼氏から

『やっぱりカエデが居なくなるなんて考えられない』

『カエデは順調に俺の心をゆっくり溶かしてるから…』

やっぱり大切な人なんだなって再認識した、なんて言われまして。

 

その時期は仕事も忙しくて、彼氏自身に余裕がなかったみたいで。

あー、タイミングが悪かったんだなぁって。

でもそれから、めちゃくちゃ優しくなって。

最近では仕事があるときだけ実家にいて

それ以外は彼氏宅で通い妻の役目を果たしていて

もう、貴方の彼女で良かったなあって毎日思うわけですよ。

(まあ両親は心配でめちゃくちゃ言いますけどね。聞かないことにしてます)

 

あなたはあなたらしく生きればいい。

私はあなたと一緒にいられるだけで幸せです。

 

珍しく眠剤なしで、私の腕の中で眠った貴方に

微笑みながら 神様にお祈りしました。

自己肯定感を育てるためにもがく話  

 
 
寒暖差や冷房病で自律神経が悲鳴を上げている皆さん
残暑お見舞い申し上げます、カエデです。
 
せっかくブログを始めましたので、私の身の回りの変化について書き留めておきます。
(私のことについてはここを読んでもらえばわかります→http://menhera.jp/2551
 
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メンヘラ.jpさんに寄稿した後晴れて、
新しいパート業務につきました。
介護福祉施設内で利用者さんに料理を作る仕事です。
(ここだけの話作るといってもチルド食品を
食べやすいように加工したりする仕事なんですけどネ)
 
元から(メンヘラ故に)人に尽くすことがとても好きなんですけれど
絶望的に対人ストレスに弱い私。接客業を転々としてきましたが
どれもこれもうまくいきませんでした。
でもなんとこの仕事ワンオペなんです。
同僚さんとは手書きのノートでやりとりするだけ。
話を聞いた最初とてもびっくりしました。
 
就業一週間は上司を見て業務の流れを覚えました。
接客業慣れしていたので覚えが早くとても驚かれました。
そしてその上司が聖母のように優しい方で、
メンタルについての相談をとてもしてしまいました。
「張り切りすぎなくていいのよ。ご飯出すまでにきちんとこれだけしてもらえたら、あとはワンオペだし、何してもいいの。休憩してもいいし、自分のペースで仕事してね。誰からも怒られることはないと思うから」と言われ、
手を動かしながらにも涙が頬をつたったことを強く覚えています。
 
上司に理解者がいるのはとてもうれしいことです。
前職は私が鬱だと打ち明けた上でも
ブラック労働をさせられ、ひどい帯状疱疹になりましたから。
(明らかにバイトではやりえない業務内容をさせられたり、きついスポコン精神論で頑張れ頑張れと言われ続けましたし、休みは甘えと言われ、「お前が休んだ分誰かに迷惑がかかるんだから次出勤してきたとき覚悟しろ」的なことも言われてました)
 
家から10分もかからない勤務地なのに通勤手当は出るし
こうしたらもっと働きやすくなると伝えたらすぐ変えてくれる。
「体調不良もあったり家事する時間が欲しいのでまずは週2から」
と言っていた勤務要望もちゃんと通る。
血が騒ぎました。もしかしたらこれは自分に合っている仕事だと。
 
それから、真面目に働きすぎると病むので、
自分が前向きになる音楽をハンズフリーイヤホンで聴きながら
仕事をしています。おかげで最近ではCDレンタルショップに通いきりです。
 
 
しかし根っこからゲーマーな自分は
どうしても効率厨の癖が抜けません。
あれとこれもと同時進行して失敗したり
家庭料理もながら作業して焦がしたり配分をミスしたり
この後予定が詰まっているのに無駄な回り道をして
帰宅する彼氏にイライラしたり。
 
確かに効率はいいかもしれませんが
 それで失敗したり落ち込んでしまっては±0どころか-ですよね。
 
私の好きなコトバにこういうものがあります。
"Doing is better than Perfect"
「やってみることは完璧よりも素晴らしい」
何事にもチャレンジするということが大切。
完璧にする前にまず失敗してもいいから終わらせろ。
話はそれからというわけです。
 
先日、利用者さんにお茶を出す機会があったのですが
お婆さんから「アナタ、綺麗な手をしているわね」
と褒められました。
引きこもっているので白い肌。皺のない手。
ですが褒められたのは昔、自傷していた腕の方でした。
こんな手でも褒めてくれる人がいるんだな。
とふっと嬉しくなりました。
 
まだまだ勤務し始めたばかりですが、
この縁を大切に誠心誠意働かせてもらいます。
 
また上記の元バイト先にも一年ぶりに顔出しする機会があり
その節はお世話になりましたとちゃんと向き合うことができました。
元同僚たちがとても元気そうで安心しました。
 
 
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そしてもらえたお給料。
しかし半分は母親への返済で消えます。
もう半分はヴァーチャルの彼方に消し飛びます。
 
なぜか自分、どうしてもリアルで課金できないんです。
幸いにも最低限の衣食住には困っていませんし、
自分が「あっ、これ欲しい!」と思ったものを
自分で「これを買っても無駄になるやんけ」
と打ち消してしまうのです。
 
例えば
「この服が欲しい!でも私に似合わないし、着ていく機会もないし、すぐ太るし洋服に着られちゃうな」
「この映画が見たい!でも出かけるの億劫だし、DVDもすぐ出るだろうし別にすぐ見なくていいかな」
「あっこれ買うの我慢すれば○○でガチャが●回回せる!そっちのが得!」
 こんな感じです。
 
なんでちょっと自分に反抗して、自分に素直になって
自分へのご褒美として映画を見たり好きなものを
食べたりしてみたわけですよ。
身体を売ったお金でもなく、親の金でもなく自分のお金。
でも全然嬉しくなかった。生きているってことは実感できたけれど
一人は寂しいって感じるだけでした。困った困った(´・ω・`)
 
なんででしょうね。仕事もうまくいってる、順調に成長している。
私を好きでいてくれる人、褒めてくれる人がたくさんいる。
あんな過敏だったのに車で通勤もできるようになった。
一人でできなかったことができるようになって自信が確実についているはず。
今すごい幸せなはずなんですよ。
でも幸せ!私超幸せ!って感じることがないんですよね。
 
彼氏に依存しないように趣味を作ろうともがいてはみたけれど
セックスしてるときのが満たされちゃってる。
セックスしても満たされないものすら満たせてなかったです。
 
人生がうまくいってる気がするんですけど
このまま幸せになってはいけない。っていう洗脳だけはまだ解けないんですよね。
きっと生まれ持った自己肯定感が低すぎるんですね。
幸せになったら、幸せを維持するために頑張らなくてはいけない。
それが怖いんでしょうね。逃げたいんでしょうね。
自分の中の感情の起伏が激しいので後々言ったこともぶれてきますし。
 
彼氏にこの話をすると、「損な性格だよな」と言われます。
それを聞くたびに、心の奥からどんよりとしたものが沸き上がってきます。
愛余って憎悪感、彼氏への不信感、他のカップルや結婚している人への妬み。
 
彼氏は典型的な独りが好きな内向型人です。
人と関わっているだけでエネルギーがすごくかかる人。
独りで好きな事をしていたい、となるべく人と関わりをもたない仕事に就き
そのポリシーを曲げずにずっと働いている、パソコンのような仕事人間です。
そのスタンスと考え方に尊敬と憧れをもってお付き合いを始めました。
 
 
一週間に一度会えないだけで泣きじゃくる寂しがりな私と
一緒にいると、メンヘラな私のことを理解しようと、カバーしようと気を使って、
そして脳にエラーが蓄積してしまうんでしょうね。
だからいつも独り静寂な場所で充電させてくれ、邪魔しないでくれ
できれば一週間のうちに俺だけの時間をくれ、一週間に二日一緒は多すぎると
疲れたような顔で笑います。
 
会えない時は少しでも声が聴きたいと思い電話すると
作業が邪魔されたと理不尽に怒鳴られました。
(私にとってはめっちゃ深刻な話も彼氏にとってはとてつもなくどうでもいい話だったらしい)
こんなように自分のペースを崩されるのがとても嫌いなんですよね。
 
一緒にいる時間でも作業を始めると平気で数時間は口を聞きませんし
寂しかったら袖を引っ張ってくれ、と言われてはいますが怖くて出来るわけがなく。
仕方がないので自分ひとりでゲームしたりオナニーしたりして
気を紛らわせては泣いている日々が続きました。
 
不満があるならちゃんと伝えてくれ。
と言われたので伝えてはみたものの、改善する傾向どころか
その伝えたことすら忘れてしまう始末。
 
先日は「二週間会えなくなるから君のために有給とったで」
と久々にデレたかとおもいきや当日「とりあえず●時までゲームする」ですって。
 
その前日にいろいろあって喧嘩して、
直接ごめんなさいを伝えに行ったのがいけなかったのかな。
どうしても貴方の顔を見て直接謝りたかったから。
「今日会えたから有給会わなくてもいいかな、
貴方も仕事で疲れてるだろうし」とは確かに言ったけどさ。
 
やりたいことがあって、私がそこにいるだけなら
逆に貴方の気を散らしてしまうし、怒らせてしまうし。
一緒にいる意味がないじゃない。
 
それでも私のための有給じゃなかったんだな。って後で悲しくなって。
そうやってツイッターでつぶやいたらふて寝されたし。
 
もう正直、やれることはやってきたかな。って感じです。
 
 
それでも私は誰よりも貴方の理解者でありたい。
たぶん私じゃないと貴方と上手くいく女性はいないと思うので。
 
でも彼氏は独りでもじゅうぶん生きていけると思うし、独りのが幸せなのではないかな
そう思ったとき、ふとこれは「恋人・彼女」という関係でなくてはいけないのか?
という結論に達しました。
 
私は結婚に対する憧れ、執着心、相手を縛りたくなる性質が
あるので、もう彼氏を悩ませたり苦しめたくないんですよね。正直なところ。
 
双方の両親には挨拶に行ったとこまで来たんですけど、こちらの毒親からは
「そんな結婚する気がない男は友達にしろはやく別れろ」
「重たい女だねアンタ、あっちが会いたいって思うようにならなきゃ」
などと言われわんわん泣いて枕にカビが生えそうです。
 
助言が正しいのも知ってる。
いう通りにしなかったら、ほらお母さんの言った通りにしなかったから!
って言われるのも分かってる。
 
でも
自分の生き方は 自分で決めたいんだ。
 
こうやって言葉にして自分を調律して、冷静になって。
ついに、友達に戻る?って彼氏に切り出せました。
返事は「しばらく時間もらってもいいかな。考えてみる」だって。
 
 
どちらにしても貴方が決めたことなら
私は受け入れましょう。それ以上の苦しみはもういっぱい経験してきたので。
 
しいて言うならもっと恋人らしいやりとりがしたかったな。
いろんなところに一緒に出掛けたり、予定を合わせて旅行したり
一緒に美味しいもの食べたり、私のお金で貴方が喜ぶことをさせてあげたかった。
そして私が何より一番大切って言ってほしかったな。無理な話なんだけどね。
 
それでもまだ私は貴方に恩を返せてないから、友達になったとしても
貴方をいっぱい愛そうかな。貴方がもう愛してくれなくても。
 
「今幸せ?」という言葉にいつも「そういうことにしておこう」と言っていたあなたが
夢うつつにも「うん」と笑って答えてくれたこと、
私は信じてます。
 
恋愛はちょっと頑張りすぎたみたいです。
少しだけ、おやすみなさい。